CASTEL/J 2017 IN WASEDA


Message from the President

CASTEL/J President Y.-H. Tohsaku



CASLTEL/J was created in April, 1991 by a group of educators and researchers in Japan as an organization to support Japanese language educators by collecting and distributing digital teaching materials. Since then, CASTEL/J distributed CD's and DVD's that included various copyright-free dictionaries, images, movies, texts, and other data that could be used for teaching Japanese. Also, they were made available online. In addition to providing instructional materials, CASTEL/J has been organizing international conferences and providing educators and researchers with venues where they can discuss and exchange ideas on the use of technology in Japanese language teaching. CASTEL/J is not a membership-based organization, but a freewheeling group of educators and researchers who are actively using technology in their teaching and research and interested in exchanging ideas with others.

When CASTEL/J started, the number of Japanese language learners increased world-wide. And the shortage of Japanese language teachers and the lack of good teaching materials presented serious problems to the field. CASTEL/J tried to solve these problems by providing effective digital teaching and learning materials . Now that these problems were solved, CASTEL/J suspended the distribution of Japanese dictionaries, texts, graphics and other data, and concentrates on organizing international conferences and providing places where educators and researchers can present their best practices and research on instructional technology. So far, CASTEL/J organized international conferences at Padova, Italy (1995), Toronto, Canada (1999), San Diego, USA (2002), Honolulu, USA (2007), Nagoya, Japan (2012), and Honolulu, USA (2015).

With the rapid advancement of technology and the Internet, recently they have been used in Japanese language teaching not only widely but in diversified ways. Using resources on the Internet, developing instructional materials by using huge digital data, and administering language tests online are just a few examples of the application of technology to Japanese language education. Technology and the Internet have become essential part of our everyday life and their use is now widespread in Japanese classroom activities reflecting the real world. The development of technology, information, and media literacies constitutes the core part of language teaching nowadays. In order to respond to drastic changes of technologies and our instructional activities, we, Japanese language educators and researchers, are required to keep up with how new, innovative technologies are currently used in the classroom and consider what possibilities they have for our teaching and what impact they will have on our profession.

CASTEL/J will have its seventh international conference at Waseda University in August, 2017. We would like to invite those who are actively using technology in their Japanese language teaching and research to present papers at the conference. In addition to paper presentations, we are planning keynote speeches, workshops, sponsor sessions, and others. We hope that many educators and researchers will find that this conference is a great place for interacting with fellow educators and researchers as well as learning new technologies. We look forward to seeing you at Waseda University next summer.

CASTEL/J 会長 當作靖彦


日本語教育関係者の皆様、

 CASTEL/J(日本語教育支援システム研究会)は日本語教育を支援するシステムを開発、配布することを目的として、1991年4月に発足しました。以来、日本語教育に利用できる著作権フリーの辞書、画像、映像、日本語テキスト、データを集め、CD、DVDの形で配布したり、オンラインで提供したりしてきました。また、「日本語教育とコンピュータ」国際会議を開催し、日本語教育におけるコンピュータ、テクノロジーを利用した日本語教育の実践発表の場を作ってきました。会員制の学会ではなく、テクノロジーを使用した日本語教育に興味のある教師、研究者が国際会議の際に世界から集まる組織として存続しています。
 この会が発足したのは、日本語学習者数の増加に伴う、日本語教師の不足と日本語教育教材の不足に対し、コンピュータの利用を考えたことに始まりますが、この当初の目的は達成したと見なし、現在はオンラインの辞書、テキスト、データなどの収集、配布は中止し、国際会議の開催に専念し、研究発表、意見交換の場を提供しています。これまでに1995年イタリア・バドバ、1999年カナダ・トロント、2002年アメリカ・サンディエゴ、2007年アメリカ・ホノルル、2012年日本・名古屋2015年アメリカ・ホノルルで6回の国際会議を開催して来ました。
 最近のテクノロジーの急激な発展により、日本語教授活動におけるテクノロジーの使用は盛んになってきただけでなく、その使用は多様になってきました。インターネット上の情報をリソースとして使ったり、大量のディジタルデータを利用して教材を作成したり、オンラインでテストを実施したりするのは言語教育へのテクノロジー利用のほんのわずかの例に過ぎません。現実生活のあらゆる面でテクノロジー、インターネットが利用されるようになり、それを反映した教室活動もテクノロジー、インターネットの利用が一般的となり、言語教育を通して、テクノロジー、情報、メディアのリテラシーを身に付けることが教室活動の目標の一部となる時代となりました。このような急激な変化に応えるため、本研究会の国際会議も頻繁に開催する必要が出てきました。2017年8月に第7回国際大会を東京の早稲田大学を会場に開催致します。テクノロジーの使用して日本語教育の効果を上げている皆さんには是非発表していただきたいと思います。発表のほかに、基調講演、ワークショップや企業セッションなど多彩の内容をもった国際大会を企画しております。多くの方々に参加していただき、最先端のテクノロジーを利用した日本語教育の実践を知っていただき、自らの実践に活かしていただければと思います。
Join us at the 7th International Conference on Computer Assisted Systems For Teaching & Learning Japanese (CASTEL/J) that will be held at Waseda University, August 4-6, 2017.

We are especially interested in the following topics.
1. Japanese language pedagogy using E-learning
2. Reports on Japanese langage education using computers
3. Japanese language tools based on theories of educational technology and natural language processing
4. Reports on Japanese language education using a Large Scale Corpus
5. Japanese language teaching materials and tests using technology
6. Theories and reports of education using Social Media


第7回のCASTEL/Jの国際会議を2017年8月4日(金)〜6日(日)に早稲田大学で開催いたします。

以下のような発表が予定されています。
1. Eラーニングを活用した日本語教育の方法論およびシステム紹介
2. コンピュータを利用した日本語教育の実践報告
3. 教育工学および自然言語処理の方法論を利用し、構築した日本語教育用ツールの紹介
4. 大規模言語資源を利用した日本語教育の実践報告
5. IT利用による日本語教材および日本語テストの紹介
6. ソーシャルメディアを活用した教育の方法論およびその実践報告
Conference Schedule Dates: August 5(sat)-6(Sun), 2017. Tutorial: August4 (Fri), 2017

VenueWaseda University, Waseda Campus (169-8050 1-16-1, Nishiwaseda Shinjuku-ku, Tokyo)


日程 本大会2017年8月5日(土)~6日(日)、チュートリアル2017年8月4日(金)。

会場 早稲田大学 早稲田キャンパス(〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1)


President 
Yasuhiko Tosaku(University of California)

Excective committee 
Jae-ho Lee (Waseda University) , Hideko Shimizu (Kaetsu University) , Naoko Kinoshita (Waseda University) , Kei Kubo (Osaka University), Satoru Shinagawa(University of Hawaii)

Cooperation committee
Chieko Kano (University of Tsukuba) , Yuriko Sunagawa (NINJAL) , Yoichiro Hasebe (Doshisha University) , Shinichiro Ishikawa (Kobe University)


代表 當作靖彦(UCSD)

実行委員会 李在鎬(早大),清水秀子(嘉悦大),木下直子(早大),久保圭(阪大), 品川覚(ハワイ大学)

実施協力委員 加納千恵子(筑波大),砂川有里子(国語研),長谷部陽一郎(同志社大),石川慎一郎(神戸大)





CASTEL/J 2017 IN WASEDA

■ 2017年8月4日:チュートリアル
■ 2017年8月5日~6日:本大会
TimeTable(PDFファイル)
印刷用プログラム(PDFファイル)

2017年8月4日のプログラム(チュートリアル)

第1会場(22号館 206室):教育工学&eラーニング

1時間目:教育工学の入門講義

■時間:10:00~12:00
■講師:村上正行/Masayuki Murakami(京都外国語大学)
■概要:教育工学という学問分野の概要について説明し、いくつかの研究について紹介します。 その上で、みなさんの日本語教育の実践や研究との関連づけを考えたいと思います。
■定員:50名
■講師からのメッセージ:参加者のみなさんとインタラクションをとりながら、内容を決めていきたいと思います。 有意義なチュートリアルにしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

2時間目:日本語学習のためのeラーニング

■時間:13:00~15:00
■講師:熊野七絵/Nanae Kumano(国際交流基金)
■概要:国際交流基金関西国際センターが開発した日本語学習のためのeラーニングサイト、アプリ、プラットフォーム、コース等を紹介し、目的や対象者に合わせたeラーニング開発の工夫、日本語教育現場での活用について考えます。
■定員:50名
■講師からのメッセージ:関西国際センターのHPから「JFにほんごeラーニング みなと」をはじめとするeラーニングを閲覧、体験してみてください。

3時間目:OJAD (Online Japanese Accent Dictionary) とそれを用いた音声指導

■時間:15:10~17:10
■講師:峯松信明/Nobuaki Minematsu(東京大学)
■概要:OJADは音声・韻律指導を強力に支援するwebインフラです。本講習会では,日本語の韻律に関する知識を深めるとともに,OJADを使ったアクセント教育,イントネーション教育について学びます。
■定員:50名
■講師からのメッセージ:
日本語の韻律を簡単に紹介したビデオ(英語):
 http://goo.gl/8jysPo , http://goo.gl/MkZue7, http://goo.gl/4bSjpZ,
OJADの使い方を簡単に紹介したビデオ(日本語):
 http://goo.gl/kGI9ej, http://goo.gl/ZbFERy,
これまで27ヶ国,100回以上行ってきた講習会です。是非ご参加下さい。

第2会場(22号館 203室):言語テスト

1時間目:言語テスト分析の基礎

■時間:10:00~12:00
■講師:島田めぐみ/Megumi Shimada(日本大学)
■概要:テスト実施後分析を行うことにより、有益な情報を得ることができます。このセッションでは、客観的テストと主観的テストの基本的な分析を行い、結果がどのように解釈できるか検討します。分析には、Excelを使用します。
■定員:30名
■講師からのメッセージ:Excelを使って分析をしますので、PCをご持参ください。Excel操作に不慣れな方もご参加いただけます。

2時間目:コンピュータテスト

■時間:13:00~15:00
■講師:李在鎬/Jaeho Lee(早稲田大学)
■概要:コンピュータテストを用いた言語テストの課題を話した上で、実際のテスト例を紹介します。言語テストの基本事項については李在鎬(編)(2015)『日本語教育のための言語テストガイドブック』くろしお出版の第1章を読んでおくことをおすすめします。
■定員:30名
■講師からのメッセージ:実際に操作しながら説明をしますので、PCをご持参ください。

第3会場(22号館 207室):言語処理&コーパス

1時間目:多言語母語の日本語学習者横断コーパスI-JASについて

■時間:10:00~12:00
■講師:佐々木藍子/Aiko Sasaki(国立国語研究所)
■概要:このセッションでは、I-JASの概要を説明し、I-JASを使った研究事例を踏まえ、検索システムであるI-JAS中納言の使い方を紹介します。また実際に各自PCでI-JAS中納言を使ってみます。
■定員:45名
■講師からのメッセージ:実際にI-JAS中納言を使ってみるので、PCをご持参ください。当日までに『中納言』のユーザー登録,I-JASの利用申請を完了しておいてください。申請方法はhttps://chunagon.ninjal.ac.jp/static/ijas/about.htmlをご参照ください。

2時間目:日本語教育のための自然言語処理入門

■時間:13:00~15:00
■講師:山本和英/Kazuhide Yamamoto(長岡技術科学大学)
■概要:自然言語処理のうち、日本語教育と関連の深い分野を中心に概要と応用事例について説明します。また最近話題となっている人工知能(AI)やディープラーニングについても簡単に解説する予定です。
■定員:45名
■講師からのメッセージ:PC等の持参は必要ありません。分野の概要と日本語教育との関連を知っていただくのが主眼ですので、数式を使った技術の詳細な説明などは行いません。

2017年8月5日のプログラム

パネルセッション

第1会場: 22号館 201室
09:00~10:30 「まるごと日本語オンラインコース」の制作と運用-自学自習を継続するための工夫とは-(Tomomi Chiba, Nanae Kumano, Haruki Hiyama, Motoko Takeda)
10:40~12:00 グローバルMoocsにおける日本語発音オンライン講座-相互評価と個別フィードバック(Takako Toda,Masako Okubo,Sunyoung Chun,Bingqing Zhao)

第2会場: 22号館 206室
09:00~10:30 「デジタル・ストーリーテリング」(DST)を用いた活動の可能性:多様な日本語教育の現場から(Chiemi Hanzawa, Keiko Ikeda, Mahoko Kato, Shuichi Suma, Makiko Higuchi, Mayumi Yabe)
10:40~12:00 実生活に役立つ初級聴解ウェブ教材の作成(Hisashi Noda, Ayako Sakaue, Yuki Nakao, Yuka Tahara)

第3会場: 22号館 207室
10:40~12:00 コーパスシステムCo-Chuの検索比較機能を使った研究事例(Hiroko Yamamoto, Saeko Komori, Tae Homma, Matthew Lanigan)

基調講演

13:00~14:10 音声情報処理技術を用いた外国語学習支援(Nobuaki Minematsu)

ポスター発表

14:30~16:00
22号館 3階WILL
1. 文の複雑さのアラート機能を備えた教室内言語調整の学習支援システムの開発(Takafumi Utashiro)
2. Fluency Calculatorによる口頭流暢性客観指標の算出とそれを用いた流暢性の縦断的研究(Saori Masumoto Houston, Maki Hirotani, Atsushi Fukada, Kazumi Matsumoto Cantrell)
3. 連想イラストとクイズやゲームで楽しく文字を学べるスマートフォン用アプリ『HIRAGANA/KATAKANA/KANJI Memory Hint』の開発(Nanae Kumano, Sumiko Maeda)
4. 継続的な学習につなげるための日本語学習サイトの工夫 ―学習のハードル、学習への興味の観点から―(Hideaki Ito, Yoko Ishii, Sumiko Maeda)
5. 学習のあり方の変化に対応したウェブサイト開発の工夫 -「まるごとプラス初級2(A2)」の制作から-(Yoko Ishii, Hideaki Ito, Sumiko Maeda)
6. mラーニングを活用した日本語の発音独習アプリ「ゆにおん」の開発(Rieko Ohba, Ryoji Baba, Ichiro Iimura, Ken Ishibashi)
7. タブレットを利用した多言語背景の年少者用日本語力診断テストの開発研究(Takako Sakai, Noriko Kobayashi)
8. 日本語教育実践におけるICT使用/不使用の要因は何か -M-GTAを用いた日本語教師の語りの分析から―(Hiroyoshi Iwasaki, Jihyun Yoon)
9. 日本語グレイディド・リーダー「JGRさくら」を使った多読支援システム:自律学習のために(Teiko Nakano, Teruko Harada, Mihoko Yamagata, Machiko Sakai, Taeko Miyazaki, Muneko Kusano, Midori Imai, Kyoko Mikami)
10. 『耳と目でおぼえる介護の漢字』自学自習用音声付き教材の開発(Hatsumi Kamimura, Kaoru Fujimoto, Keisuke Imamura, Asako Mitsuhashi, Jiro Nishigori)
11. メール作成タスクを用いた作文支援システムの開発(Kumiko Kaneniwa, Yoshiko Kawamura, Naoyuki Hashimoto, Hidekazu Kobayashi)
12. 日本語アカデミックライティング授業における反転授業の実践(Kaoru Fujimoto)
13. 拡張現実を利用した日本語フィールドワークの試み(Kazuhiro Yonemoto)

口頭発表

第1会場: 22号館 201室
16:20~16:50 オンラインコースへのGoogle Driveの活用(Satoru Shinagawa)
16:55~17:25 テクノロジー支援日本語学習・理論・調査研究の変遷(Noriko Fujioka-Ito)

第2会場: 22号館 206室
16:20~16:50 年少者用SPOTの縦断的試行と結果(Akane kono)
16:55~17:25 漢字力診断テストによる日本語力の評価—初級、中級、上級レベルの診断テストの特徴—(Chieko Kano, Na Wei)

第3会場: 22号館 207室
16:20~16:50 CEFR 読解指標に基づく日本語例文分類手法(Yoshinori Miyazaki, Hiroki Takada, Seiji Tani)
16:55~17:25 AIチュータの実現に向け:誤用例文コーパスデータの構築と誤用文修正知識の習得(Takako Aikawa, Tetsuro Takahashi)

懇親会:大隈ガーデンハウス(18:30~20:30)


2017年8月6日のプログラム

口頭発表

第1会場: 22号館 201室
09:00~09:30 行動主義にもとづいたヨーロッパにおける日本語オンラインテストの開発 ―新しい評価基準をめざして―(Tomoko Higashi, Chieko Shirota, Michiko Nagata)
09:35~10:05 「日本語で何ができるか」を測る—パフォーマンスベースのオンライン到達度テストと採点システム—(Mayu Miyamoto, Atsushi Fukada)
10:10~10:40 日本語文法認知診断Webテストの開発(Megumi Shimada, Yuan Sun, Hiroko Yabe, Tetsuya Toyota)
10:50~11:20 日本語人材を目指すタイ人日本語学習者を対象とした非同期型eラーニングの提案(Kanako Yoshimine)
11:25~11:55 漢越語を活かした発音矯正・語彙習得のためのスマホアプリ開発に向けた日越音声コーパスの構築(Naomi Cross, Megumi Yamasaki, Dinh Thi Thu Trang, Tran Thanh Van)

第2会場: 22号館 206室
09:00~09:30 アメリカの高校生を対象としたオンライン日本語教育の実践報告(Tomoko Aeba-Frayer)
09:35~10:05 初級上日本語コースにおけるLINEを使用したText Palsプロジェクトの実践報告(Yuko Prefume, Yoshiko Fujii)
10:10~10:40 ウェブサイトビルダーJimdoを利用した文章表現指導の実践報告(Taeko Ebisu)
10:50~11:20 Inanimate Alice – A Digital Journal blending literacy, culture and technology(Kathleen Duquemin)

第3会場: 22号館 207室
09:00~09:30 落語Eラーニング教材の開発から見えてきた日本文化の特徴とその支援方法(Eri Mitani, Takako Sakai, Oksana Trofimova)
09:35~10:05 インターネットを活用した、異文化間能力育成のための日本語学習活動の実践報告(Kaori Deguchi Schau)
10:10~10:40 Online eChats : Australia talks to Japan(Carol Hayes, Yuki Itani-Adams, Shigenori Wakabayashi)
10:50~11:20 The Possibilities and Challenges of Incorporating Project Based Language Learning into E-learning to Improve Japanese Language Learning(Ryan Spring, Fumie Kato, Chikako Mori)
11:25~11:55 日本語教師を目指す大学生のICTリテラシーの自己認識レベルと実際のレベルの差異(Kazuaki Nakazawa)

基調講演

13:00~14:10 学習環境のイノベーション:変化する社会に対応する学習環境の構成 (Yuhei Yamauchi)

口頭発表

第1会場: 22号館 201室
14:20~14:50 中級日本語学習者を対象とした反転授業の実践と評価(Kaoru Takahashi, Fumiko Kuramoto, Hiroko Yamamoto)
14:55~15:25 教科書『げんき』に準拠した反転授業用教材の内容紹介(Sayumi Suzuki, Yoshie kadowaki, Nao Okumura)
15:30~16:00 日本語集中講座Reデザインプロジェクト:テクノロジーを使った新しい試みの反転授業(Kazue Masuyama)
16:20~16:50 反転授業を意識した日本語CALL教材の開発ー教師トレーニングの一環として(Toshiko Ishizaki)
16:55~17:25 An investigation on the effects of online testing on conventional examination performance(Hiromi Muranaka-Vuletich)

第2会場: 22号館 206室
14:20~14:50 初級で使うeポートフォリオ(Miko Foard)
14:55~15:25 Skypeによる遠隔セッションを取り入れた日本語教育実践(Takami Mohri)
15:30~16:00 アメリカ人留学生が日本人学生との交流を通して「つながる」プロセス-SNSツールを用いた教室内外での交流-(Yuka Matsuhashi, Hideko Shimizu)
16:20~16:50 日本で就職を希望する留学生と日本企業で働く先輩を繋ぐ-Facebookのコミュニティーを活用して-(Chisako Umeda)
16:55~17:25 Telecollaborationのプロジェクトデザインが協働の要素に与える影響(Hisae Matsui, Thom W. Rawson)
17:30~18:00 Pokémon GO and Pedagogy: Can Upper Division Japanese Language Pedagogy learn from Augmented Gaming Technologies?(Orna Shaughnessy)

第3会場: 22号館 207室
14:20~14:50 気持ちを伝える音声のWeb教材(Naoko Kinoshita, Chieko Nakagawa)
14:55~15:25 共同構築型自然会話リソースバンクの教材作成支援機能(NCRB:Natural Conversation Resource Bank)、及び、作成した自然会話WEB教材の使い方(Mayumi Usami)
15:30~16:00 アクセントを予測する能力を養成するためのEラーニング教材(Toshiyuki Kawano, Hiroyo Nishimura)
16:20~16:50 JMOOC講座「文化翻訳入門」の開発(Toshiko Hosaka)
16:55~17:25 日本語の語彙、文法、漢字、及び文化に関する知識の偶発的学習―紙媒体教材、オンライン教材、デジタル・ゲームの比較―(Jeff Peterson)
17:30~18:00 クラウドソーシングを用いた発音評価システムの開発に向けて(Eriko Takahashi, Yukiko Hatasa, Hirofumi Yamamoto, Bor Hodošček, Shinichi Mayekawa)

閉会式

22号館 201室
18:00~18:20 CASTEL/J President Y.-H. Tohsaku
どなたでも自由にご参加いただけます。基本的には事前申込を推奨しています。
事前申込をするメリットとして以下の点が挙げられます。
1) チュートリアルセッションに参加できます。
2) 参加費が安くなります。
3) 印字されたネームカードと専用カードホルダーがもらえます。
4) 金銭のやり取りが発生しないため、到着後ネームカードを受取、すぐに参加ができます。受付手続きはほぼ省略できます。5) 予稿集を事前に読むことができます。
■ 申込方法: 下記の申込みフォームに参加申込みをしてください。参加費の振込関連の情報は、フォームの送信直後に、画面上に表示されます。振込は(日本の)銀行振込です。
参加費(事前申込,2017年6月30日までの申込)
区分 一般 学生
チュートリアル(1講義あたりの単価) 1,000円 500円
本大会(8月5日、6日) 4,000円 2,000円
懇親会 3,000円 3,000円
参加費(当日, 2017年7月1日以降の申込)
区分 一般 学生
チュートリアル(1講義あたりの単価) 参加不可 参加不可
本大会(8月5日、6日) 6,000円 4,000円
懇親会 3,000円 3,000円

■ 注意点・お願い
1. チュートリアルのみの参加も可能です。
2. チュートリアルは1講義あたりの単価ですので、参加する講義の数に応じて金額が異なります。
3. チュートリアルは、準備の都合上、事前申込のみになります。当日の支払・参加はできません。
4. チュートリアルは、定員になり次第、参加申込を締め切らせていただきます。
5. 期日までに振込がなければ、自動的にキャンセル扱いになります。
6. お支払い後にキャンセルおよび返金手続きはできませんので、ご注意ください。
7. 参加費のクレジット決済はできませんので、ご了承ください。

参加申込み

参加申込のリクエストは1人、1回の送信で行ってください。分割して送信することがないようにお願いいたします。申込内容は、メールの自動返信で皆さんのアカウントに送付されます。

基調講演

■タイトル:学習環境のイノベーション
■講演者:山内祐平
■発表言語: 日本語
■要旨:人工知能の発展による労働環境の変化や長寿命化など、社会の大きな変化にともなって、世界的により高度な学習を求める動きが活発化している。それにともない21世紀型スキルなど新しい能力目標が議論されるようになっており、実現の方法としてのアクティブラーニングにも注目が集まっている。 しかしながら、限られた時間と資源の中で高度な学習を実現するのは困難であり、抜本的な仕組みの見直しが避けられない。普及が進んでいる情報通信技術も活用しながら、学習環境のイノベーションが必要になっている。 本講演では、講演者が行ってきた4つのプロジェクトについて解説し、学習環境のイノベーションに関する方向性について考察する。
1)おやこdeサイエンス(Mobile Leaning):おやこdeサイエンスは携帯電話を用いて親子の対話を支援することによって科学の学習を促進することを目的としたプロジェクトである。子どもの学習状況を親に知らせることにより、成績の向上と親の信頼性の向上が確認された。
2)MEET e-Journal Plus(Active Learning):e-Journal Plusは、タブレット上で読解と作文の過程を支援するために開発されたソフトウェアである。文章に引いた下線をブロックとした関係図を作り、関係図からレポートを書くことによって、知識の精緻化などが明らかになった。
3)Socla(Social Learning):Soclaは、Facebookを用いて高校生と大学生・社会人をつなぎ、キャリアに関する学習を支援するために作られた2週間の学習プログラムである。自分で課題を設定し解決するプロセスにおいて大学生・社会人がサポートすることによって、キャリア観の変容が生起している。
4)日本中世の自由と平等(Flipped Learning):日本中世の自由と平等は、MOOC(大規模公開オンライン講座)として提供された中世史に関する学習プログラムである。オンライン学習で基本的な知識を身につけ、協調学習による対面学習により応用的なスキルを獲得する「反転学習コース」において、歴史に関する高度なスキルが獲得された。

■タイトル:音声言語情報処理技術を用いた計算機援用学習支援
■講演者:峯松信明
■発表言語: 日本語
■要旨:今日,様々な IT デバイス(スマホや対話ロボットなど)はお喋りとなり,また聞き耳を立てている。即ち,音声→テキスト変換(音声認識),テキスト→音声変換(音声合成)が,技術的市民権を得ているが,これら基礎技術を用いて,単なる文字⇄音声変換を超えた様々な応用アプリケーションが検討されている。外国語教育・学習支援というドメインで考えた場合,当然「話す」能力,「聞く」能力の向上を目指した教育・学習支援となる。本発表では,我々の研究室でのCALL研究を題材として,音声認識技術,音声合成技術,分析合成技術,更に視点を広げて,より一般的な機械学習技術(5年前は機械学習と呼ばれた技術は,今日ではよりキャッチーな人工知能と呼ばれている感がある)が外国語音声教育・学習にどのように活用されているのかについて紹介する。音声認識技術は発音評価へ,音声合成技術は読み上げ支援に姿を変え,また,分析合成技術は音声の様々な変形を可能にし,機械学習はクラスタリングの高精度化に貢献している。ここでは,下記研究について紹介する。

1)音声認識 → 英語シャドーイング音声の自動評価
2)音声合成 → 日本語韻律読み上げチュータの構築
3)分析合成 → 英語聞き取り能力のロバスト化支援
4)機械学習 → 個人を単位とした世界諸英語発音クラスタリング

更に,音声技術を利用したCALLシステムを利用する際の注意点について言及し,語学教師に対して開始した,音響学や音声技術に関する啓蒙活動についても報告する。本発表が,音声技術の語学応用に関する新たな可能性について,語学教師と音声工学者間における,活発な情報交換の場となれば幸いである。

パネル発表

■タイトル:「まるごと日本語オンラインコース」の制作と運用-自学自習を継続するための工夫とは-
■著者:千葉朋美、熊野七絵、檜山治樹、武田素子
■発表言語: 日本語
■要旨:国際交流基金関西国際センターが「JFにほんごeラーニング みなと」で開講している「まるごと日本語オンラインコース」の制作と運用について報告し、議論する。

■タイトル:グローバルMoocsにおける日本語発音オンライン講座-相互評価と個別フィードバック
■著者:戸田貴子、大久保雅子、千仙永、趙氷清
■発表言語: 日本語
■要旨:本パネルセッションは、グローバルMOOCs(edX:https://www.edx.org/)による世界初の日本語発音オンライン講座に関する発表である。

■タイトル:「デジタル・ストーリーテリング」(DST)を用いた活動の可能性:多様な日本語教育の現場から
■著者:半沢千絵美、池田恵子、加藤真帆子、須摩修一、樋口万喜子、矢部まゆみ
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、3件のデジタル・ストーリーテリング(DST)プロジェクトの実践例を報告し、DSTが多様な日本語教育現場でどのように活用可能か自己・他者理解の観点から考える。

■タイトル:実生活に役立つ初級聴解ウェブ教材の作成
■著者:野田尚史、阪上彩子、中尾有岐、太原ゆか
■発表言語: 日本語
■要旨:コンビニのレジ、カラオケ店の受付、自宅のインターホンで聞く相手の発話を聞きとるためのウェブ聴解教材を作成した。その教材の作成方法を説明し、3つの教材を示す。

■タイトル:コーパスシステムCo-Chuの検索比較機能を使った研究事例
■著者:山本裕子、小森早江子、本間妙、ラニガン・マシュー
■発表言語: 日本語
■要旨:コーパスシステム""Co-Chu""(研究者や教師が自分で収集したオリジナルデータをコーパス化して利用できるWebアプリケーション)の構築とそれを使った研究事例を報告する。

ポスター発表

■タイトル:文の複雑さのアラート機能を備えた教室内言語調整の学習支援システムの開発
■著者:歌代崇史
■発表言語: 日本語
■要旨:本研究では,日本語教員養成課程での使用を想定し,文の複雑さ(統語的難易)のアラート機能を備えた教室内言語調整の学習支援システムを開発した.

■タイトル:Fluency Calculatorによる口頭流暢性客観指標の算出とそれを用いた流暢性の縦断的研究
■著者:ヒューストン桝本沙織、カントレル松本一美、広谷真紀、深田淳
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、口頭流暢性の客観的指標を簡便に算出するFluency Calculatorと、それを用いて行なった口頭流暢性の発達の縦断的研究について発表する。

■タイトル:連想イラストとクイズやゲームで楽しく文字を学べるスマートフォン用アプリ『HIRAGANA/KATAKANA/KANJI Memory Hint』の開発
■著者:熊野七絵、前田純子
■発表言語: 日本語
■要旨:連想イラストとクイズやゲームで楽しくひらがな、カタカナ、漢字を学べるスマートフォン用アプリの開発コンセプトと具現化における工夫について報告する。

■タイトル:継続的な学習につなげるための日本語学習サイトの工夫―学習のハードル、学習への興味の観点から―
■著者:伊藤秀明、石井容子、前田純子
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、「ひろがる もっといろんな日本と日本語」の概要と「学習のハードルを下げる」、「学習への興味を継続させる」という2点の工夫について報告する。

■タイトル:学習のあり方の変化に対応したウェブサイト開発の工夫-「まるごとプラス初級2(A2)」の制作から-
■著者:石井容子、伊藤秀明、前田純子
■発表言語: 日本語
■要旨:「まるごとプラス」入門、初級1の2サイトの開発経験やそのユーザーへの利用調査結果等を踏まえ、初級2(A2)サイト開発において留意、工夫を行った点について報告する。

■タイトル:mラーニングを活用した日本語の発音独習アプリ「ゆにおん」の開発
■著者:大庭 理恵子、馬場 良二、飯村 伊智郎、石橋 賢
■発表言語: 日本語
■要旨:mラーニングを活用し、日本語学習者が日本語らしい発音を独習できるアプリ「ゆにおん」を開発した。日本語の音長に着目し、日本語の発音を楽しく学べるアプリを紹介する。

■タイトル:日本語教育実践におけるICT使用/不使用の要因は何か -M-GTAを用いた日本語教師の語りの分析から―
■著者:岩崎浩与司、尹智鉉
■発表言語: 日本語
■要旨:日本語教師のICT使用意識についてのインタビューをM-GTAを用いて分析した。2名の教師の「教育の質」と「負担」「不満」についての語りの分析を中心に報告する。"

■タイトル:日本語グレイディド・リーダー「JGRさくら」を使った多読支援システム:自律学習のために
■著者:中野てい子、原田照子、山形美保子、酒井眞智子、宮崎妙子、草野宗子、今井美登里、三上京子
■発表言語: 日本語
■要旨:教室内外の学習者が初級から中上級レベルまでの読書を電子書籍で楽しみながら、eラーニングにより自律的に日本語の学習ができる日本語多読支援システムを開発した。

■タイトル:メール作成タスクを用いた作文支援システムの開発
■著者:金庭久美子、川村よし子、橋本直幸
■発表言語: 日本語
■要旨:「メール作成タスクを用いた作文支援システム」ではタスクに基づいたメール文をweb上で入力すると、自動採点を行う。評価実験の結果、表示方法に問題があることがわかった。

■タイトル:日本語アカデミックライティング授業における反転授業の実践
■著者:藤本かおる
■発表言語: 日本語
■要旨:継続して開講している日本語アカデミックライティングの反転授業において、授業を受講した学習者にアンケートを行い、学習者の反転授業への評価や効果について考察する。

■タイトル:拡張現実を利用した日本語フィールドワークの試み
■著者:米本和弘
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、日本で学ぶ留学生を対象に行ったフィールドワークの実践を基に言語教育における拡張現実応用の可能性と課題について報告、議論する。

■タイトル:「『耳と目でおぼえる介護の漢字』自学自習用音声付き教材の開発」
■著者:神村初美、藤本かおる、今村圭介、三橋麻子、西郡仁朗
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表は、外国人介護士または介護士を目指す非漢字圏日本語学習者のために作成した、介護の専門漢字習得のための音声付自学自習用教材について紹介するものである。

■タイトル:タブレットを利用した多言語背景の年少者用日本語力診断テストの開発研究
■著者:酒井たか子、小林典子
■発表言語: 日本語
■要旨:多言語多文化背景を持つ年少者のための日本語力測定テストを、利用者の便宜とIT技術における実現しやすさからAndroidでアプリを開発した。開発経緯と試行結果について報告する。

口頭発表

■Presentation title:The Possibilities and Challenges of Incorporating Project Based Language Learning into E-learning to Improve Japanese Language Learning
■Author:Ryan SPRING, Fumie KATO, Chikako MORI
■Plesentation language: English
■Abstract:This study investigates the possibilities and challenges of incorporating Project Based Language Learning into an internet-based Japanese language exchange program

■Presentation title:An investigation on the effects of online testing on conventional examination performance
■Author:Hiromi Muranaka-Vuletich
■Plesentation language: English
■Abstract:This study examines how the online tests have helped the students with the conventional written final examination.

■タイトル:Telecollaborationのプロジェクトデザインが協働の要素に与える影響
■著者:松井久恵、トム・ローソン
■要旨:日米の大学での外国語のクラス間で行った2つのtelecollaborationのプロジェクトを比較することでデザインが協働の要素に与える影響について議論する。

■タイトル:日本語集中講座Reデザインプロジェクト:テクノロジーを使った新しい試みの反転授業
■著者:増山和恵
■発表言語: 日本語
■要旨:This presentation showcases a flipped intensive Japanese language course, chosen as a CSU system-wide course redesign project with technology.

■タイトル:日本語教師を目指す大学生のICTリテラシーの自己認識レベルと実際のレベルの差異
■著者:中澤一亮
■発表言語: 日本語
■要旨:日本語教師を目指す大学生のICTリテラシー自己認識レベルと実際のレベルにどのような差異があるのかを調査した結果、自身のリテラシーレベルを過大認識する傾向が分かった。

■タイトル:アメリカの高校生を対象としたオンライン日本語教育の実践報告
■著者:饗庭朋子
■発表言語: 日本語
■要旨:ジョージア・バーチャルスクールはアメリカ、ジョージア州教育省のもと公立、私立、ホームスクールの高校生を対象にインターネットを利用したオンライン教育を行い、通常の高校と同じ単位を与えている。日本語を学習している学生は日本語1, 2, 3のレベルで300人。本稿ではバーチャルスクールで行っている日本語教育を紹介しつつ、オンライン日本語教育の課題と展望を述べる。

■タイトル:日本語の語彙、文法、漢字、及び文化に関する知識の偶発的学習―紙媒体教材、オンライン教材、デジタル・ゲームの比較―
■著者:ピーターソン ジェフ
■発表言語: 日本語
■要旨:紙媒体教材、オンライン教材、デジタル・ゲームの使用比較により、偶発的日本語学習の差異を調査した。統計分析の結果から、オンライン教材が最も効果的だった。

■タイトル:インターネットを活用した、異文化間能力育成のための日本語学習活動の実践報告
■著者:ショー出口香
■発表言語: 日本語
■要旨:インターネットを用いた学習活動を、どのように、異なるレベルの日本語コースのカリキュラムに組み入れ、異文化間能力育成を目指したかを報告する。

■タイトル:漢越語を活かした発音矯正・語彙習得のためのスマホアプリ開発に向けた日越音声コーパスの構築
■著者:クロス尚美、山崎恵、トラン・ヴァン・タン、ディン・ティトゥ・チャン
■発表言語: 日本語
■要旨:漢語由来の「漢越語」を利用し、音声を体系的にとらえることで発音矯正と効率的な語彙習得を目指す、ベトナム語母語話者のためのスマホアプリ開発に向けた日越コーパス構築

■タイトル:行動主義にもとづいたヨーロッパにおける日本語オンラインテストの開発―新しい評価基準をめざして―
■著者:東伴子、代田智恵子、永田道子
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、CEFR準拠の多言語オンラインテストシステム(SELF)の一環として開発中の欧州学習者の言語活動を配慮した日本語テスト作成の経過と独自性を報告する。 

■タイトル:アクセントを予測する能力を養成するためのEラーニング教材
■著者:河野俊之、西村裕代
■発表言語: 日本語
■要旨:単純名詞のアクセントについて予測し,予測が外れたときにはそれに気づき,修正する能力を養成するためのEラーニング教材を開発したので,それについて報告する。

■タイトル:クラウドソーシングを用いた発音評価システムの開発に向けて
■著者:高橋恵利子、畑佐由紀子、山元啓史、ホドシチェク・ボル、前川眞一
■発表言語: 日本語
■要旨:日本語学習者の発音に対する母語話者の評価原理を探るため、クラウドソーシングを用いた一対比較法で、学習者の音読音声への母語話者評価データを採取し、これを分析した。

■タイトル:日本語人材を目指すタイ人日本語学習者を対象とした非同期型eラーニングの提案
■著者:吉嶺加奈子
■発表言語: 日本語
■要旨:タイ人日本語学習者が在タイ日系企業にて日本語人材として活躍することを目標とした、日本文化学習のための非同期型eラーニングコースの立案から開発までを報告する。(78文字)

■タイトル:反転授業を意識した日本語CALL教材の開発ー教師トレーニングの一環として
■著者:石崎俊子
■発表言語: 日本語
■要旨:反転授業を意識したオリジナルCALL教材の作成方法を学ぶ授業の内容と成果の紹介を行い、これからの教師トレーニングの未来を考える

■タイトル:ウェブサイトビルダーJimdoを利用した文章表現指導の実践報告
■著者:戎妙子
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表は、ウェブサイトビルダーJimdoを文章表現指導に利用し、教室内活動に留まりがちな書く活動を現実生活に近づけることを目指した実践報告である。

■タイトル:アメリカ人留学生が日本人学生との交流を通して「つながる」プロセス
ーSNSツールを用いた教室内外での交流ー
■著者:松橋由佳、清水秀子
■発表言語: 日本語
■要旨:アメリカ人留学生と日本人学生がSNSツールを用いて教室内外で個人的にどのようにつながり、交流をしていくかのプロセスを質的に調査し、考察する

■タイトル:漢字力診断テストによる日本語力の評価-初級、中級、上級レベルの診断テストの特徴
■著者:加納千恵子、魏娜
■発表言語: 日本語
■要旨:筑波日本語テスト集(TTBJ)の中に格納されている初級,中級,上級の漢字力診断テストの内容・構成,レベルによる特徴,およびそれらの利用方法について発表する。

■タイトル:教室外スピーチ活動としてのビデオ・ブログ
■著者:此枝恵子
■発表言語: 日本語
■要旨:初中級コース(3・4学期目)で、授業内スピーチの代わりに、クラス・ブログを使い教室外でスピーチの録画・投稿・コメント書き込みを行った実践の効果と課題を発表する。

■タイトル:テクノロジー支援日本語学習・理論・調査研究の変遷
■著者:藤岡典子
■発表言語: 日本語
■要旨:テクノロジー支援言語学習の歴史的な変遷を辿りながらコンピュータの進歩が影響を及ぼした日本語教育理論と調査研究の変化について話し、今後の課題を考察する。

■タイトル:日本で就職を希望する留学生と日本企業で働く先輩を繋ぐ‐Facebookのコミュニティーを活用して‐
■著者:梅田千砂子
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、日本で就職を希望する留学生と日本企業で仕事をしている先輩をFacebookのコミュニティーを活用し繋ぐ仕組みや活動実態、課題について報告する。

■Presentation title:Pokémon GO and Pedagogy: Can upper-division Japanese language pedagogy learn from Pokémon GO?
■Author:Orna Shaughnessy
■Plesentation language: English
■Abstract :Stratospherically popular augmented-reality game Pokemon GO presents both exciting potential and profound challenges to traditional upper-division Japanese language acquisition pedagogies.

■タイトル:初級上日本語コースにおけるLINE を使用したText Palsプロジェクトの実践報告
■著者:プレフューメ榎本裕子、藤井佳子
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、LINEというソーシャルメディア を利用した日米学生間のText Palsプロジェクトを分析し、Text Chatの言語力習得向上と21世紀スキル育成への可能性と課題を考察し報告する。

■タイトル:落語Eラーニング教材の開発から見えてきた日本文化の特徴とその支援方法
■著者:三谷絵里、酒井たか子、オクサーナ トロフィモワ
■発表言語: 日本語
■要旨:日本語学習者が落語を理解するためのe-leaning教材を開発しているが、特に日本文化に関わる理解しにくい項目を取り上げ、教育的な支援の仕方を試作した結果について報告する。

■タイトル:気持ちを伝える音声のWeb教材
■著者:木下直子、中川千惠子
■発表言語: 日本語
■要旨:Web教材「つたえるはつおん」(http://japanese-pronunciation.com/)の新作、気持ちを伝えるための動画教材を紹介する。

■タイトル:年少者用SPOTの縦断的試行と結果
■著者:河野あかね
■発表言語: 日本語
■要旨:多言語多文化背景を持つ年少者のための日本語力測定テスト「年少者用SPOT」の縦断的試行から、客観的に診断された児童生徒の日本語力の経時的な変化について報告する。

■タイトル:共同構築型自然会話リソースバンクの教材作成支援機能(NCRB:Natural Conversation Resource Bank)、及び、作成した自然会話WEB教材の使い方.
■著者:宇佐美まゆみ
■発表言語: 日本語
■要旨:「会話コーパス」と「自然会話を素材とするWEB教材作成支援システム」の機能を併せ持つ「共同構築・利用型」リソースバンクNCRB(Natural Conversation Resource Bank)の教材作成支援機能を考察する。

■Presentation title:Inanimate Alice – A Digital Journal blending literacy, culture and technology
■Author:Kathleen Duquemin
■Plesentation language: English
■Abstract :Digital journals contain authentic and interactive Japanese culture, scaffolded grammar and quizzes to engage language learners and encourage independent study.

■タイトル:「日本語で何ができるか」を測る-パフォーマンスベースのオンライン到達度テストと採点システム
■著者:宮本真有、深田淳
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、Speak Everywhereを利用したオンラインの口頭能力テスト及びその採点を支援するシステムについてデモンストレーションを交えて発表する。

■Presentation titl:Online eChats : Australia talks to Japan
■Author:Carol Hayes, Yuki Itani-Adams, Shigenori Wakabayashi
■Plesentation language: English
■Abstract:The ANU and Chuo University eChat project ? Online space for face-to-face interaction between students in Australia and Japan’.

■タイトル:教科書『げんき』に準拠した反転授業用教材の内容紹介
■著者:鈴木紗弓、門脇由江、奥村那生
■発表言語: 日本語
■要旨:教科書『げんき』に即した反転授業用教材(講義ビデオ、小テスト)の開発、実践報告を行い、内容を紹介する。実際の運用例を紹介し導入の手順や教室活動について提案する。

■タイトル:オンラインコースへのGoogle Driveの活用
■著者:品川 覚
■発表言語: 日本語
■要旨:Googleは様々なツールを無料で全世界に供給している。本発表ではオンラインコースで日本語を20年近く教授している発表者がGoogle Driveをどのようにオンラインコースへ活用しているかを報告する。

■タイトル:CEFR 読解指標に基づく日本語例文分類手法
■著者:宮崎 佳典、高田 宏輝、谷 誠司
■発表言語: 日本語
■要旨:CEFR 読解指標に基づく日本語例文分類手法を提案し,例文から対応するCDS番号を出力する分類器の開発と,収集した文書集合の情報からレベル決定要因の抽出を目指す.

■タイトル:AIチュータの実現に向け:誤用例文コーパスデータの構築と誤用文修正知識の習得
■著者:相川孝子、高橋哲朗
■発表言語: 日本語
■要旨:本研究は、 日本語学習者のためのAIチュータの実現に向けクラウドソーシングによって蓄積された誤用例文・修正文のペアーデータから 習得された文法知識の分析と考察を行う。

■タイトル:日本語文法認知診断Webテストの開発
■著者:島田めぐみ、孫媛、谷部弘子、豊田哲也
■発表言語: 日本語
■要旨:日本語初級文法を領域とした認知診断テストを開発し、受験者が受験直後に各認知的要素(アトリビュート)の習得状況とフィードバックが得られるWebテストを開発した。

■タイトル:中級日本語学習者を対象とした反転授業の実践と評価
■著者:高橋薫、倉本文子、山本弘子
■発表言語: 日本語
■要旨:中級日本語の授業において教科書をデジタル化し、反転授業を試みた。その結果、通常授業との比較において成績が向上し、特に成績下位の底上げとなったことがわかった。


■タイトル:初級で使うeポートフォリオ
■著者:フォード史子
■発表言語: 日本語
■要旨:学習者が目標を定め、ePortfolioを作成する過程で、学習上の長所、弱点を発見し、学習の自己管理を行うことでより良き学習者となることをeポートフォリオを見せながら紹介する。

■タイトル:Skypeによる遠隔セッションを取り入れた日本語教育実践
■著者:毛利 貴美
■発表言語: 日本語
■要旨:本発表では、海外の日本語教育専門家とのSkypeを用いた遠隔セッションを日本語教育副専攻科目に取り入れるなどICTを授業の基盤とした教育実践について紹介を行う。

■タイトル:JMOOC講座「文化翻訳入門」の開発
■著者:保坂敏子
■発表言語: 日本語
■要旨:JMOOC(日本版大規模公開オンライン講座)は2014年春に開講された。本発表では、グローバル時代の異文化間理解の素養の涵養を目的とする「文化翻訳入門」講座について報告する。

発表者の皆様へ

1. 提出期限:2017年3月1日
2. 執筆規定: [CASTEL/J2017執筆規定(PDFファイル,187KB)]
3. 執筆用template: [CASTEL/J2017 Wordテンプレート(docファイル,64KB)]
4. 提出形式について
1)提出ファイルの形式
・Word(docx形式)とPDFファイルの両方を提出。
・ファイル名は「発表者の氏名_castelj2017」とする。例:「kubokei_castelj2017.docx」
2)提出方法について
・以下のメールアドレスの両方に、原稿ファイルをメール添付にて提出すること。
   李 在鎬(り・じぇほ) jhlee.n アットマーク gmail.com
   久保 圭(くぼ・けい) kaykubo.ktu アットマーク gmail.com
・提出の際、メールの件名はファイル名と同一(発表者の氏名_castelj2017)にする。

参加者の皆様へ

CASTEL/J2017では、予稿集の冊子は作りません。ウェブサイトにPDFファイルをアップロードします。

住所

■ 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-7-14 早稲田大学22号館

地図